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後世まで継承・発展させる!…与那原町立「綱曳資料館」

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 与那原町与那原の親川広場内、与那原町立「綱曳資料館」を訪ねました。同施設は、平成元年に国のふるさと創生事業が提唱されたのを受け、「伝統ある綱曳を後世まで継承、発展させる施設を建設する」ことを決定し、平成4年3月に完成したものです。

 「展示コーナー」には、綱曳の由来、綱作り風景、与那原綱曳関連の資料、過去の記録写真などが展示され、ヤーマ(綱合わせ機)や小太鼓等小道具、大綱(縮小)や旗頭、衣装などもあります。「ビデオコーナー」で、綱曳のDVDを視聴することもできます。与那原町内小学生の学習成果なども展示されていました。

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「綱曳の由来…与那原の綱曳の起源は、尚永王(1573〜1588)までさかのぼるといわれている。その由来は全沖縄に琉布する。綱曳由来と同じで、次のようにつたえられている。…ある年、稲が不作のうえに害虫が発生し人々は餓死寸前であった。途方にくれた村頭はアムト(堤)の下に捨てた老人に相談したところ、村民総出で鐘、太鼓を打ち鳴らし、大声をだしながら綱を曳くようにと教えてくれた。この事をきいた王は、毎年綱を曳いて豊年祈願することを奨励し、老人を捨てる事を禁じたといわれている。」

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「日延べの御願…与那原大綱曳は、本来旧暦6月26日に行われ、町内の拝所に来年の豊年や住民の健康を祈願してから曳かれた。しかし、農家の減少や生活環境の変化、観光宣言要素が強くなったことなどから、26日以降の日曜日に改められた。そこで、26日当日は豊年、健康祈願とともに綱曳の延期を報告する「日延べの御願」が実行委員会によって行われる。」

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参照(与那原大綱曳HP http://www.town.yonabaru.okinawa.jp/maturi/2008/top.html


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