那覇市首里崎山町、崎山馬場ギャラリーには、いくつかのユニークな彫像が据えられ、道の両端には、「サガリバナ」「トックリヤシモドキ」「ゴールデンシャワー」などの街路樹や草花が植栽され、崎山公園側には、小さなせせらぎが造られ、ハスの花が咲き、小魚が泳いでいました。水路近くの、「ヤナギバルイラソウ」がキレイです。
01-0311 崎山馬場ギャラリー
02-0311 崎山馬場ギャラリー
「崎山馬場ギャラリー…崎山村(さきやまむら)、赤田村(あかたむら)、鳥小堀村(トゥンジュムイむら、現在の首里鳥堀町)は、首里三箇(しゅりさんか)と呼(よ)ばれ、王府時代(おうふじだい)から庶民(しょみん)のまちとして栄(さか)えました。特(とく)に廃藩置県(はいはんちけん、1879年)以降(いこう)は、泡盛(あわもり)づくりが盛(さか)んに行(おこ)なわれ、県下(けんか)にその名(な)を轟(とどろ)かせました。 ここから東(ひがし)へ90mほど行ったところから、直線(ちょくせん)に東(ひがし)へ延(の)びる約230mの道(みち)は、かつて「崎山馬場(さきやまばば)」(サチヤマウマウィー)と呼(よ)ばれ、王家御用(おうけごよう)の馬場(ばば)でした。ここでは、主(おも)に馬術訓練(ばじゅつくんれん)が行(おこ)なわれ、時(とき)には王様(おうさま)もお出(で)ましになったと伝(つた)えられています。 また、崎山村(さきやまむら)の人(ひと)たちは、馬場(ばば)を利用(りよう)して綱引(つなひ)きを行(おこ)なっていました。 馬場(ばば)であった道(みち)は再整備(さいせいび)がなされ、せせらぎや彫刻(ちょうこく)のある「崎山馬場(さきやまばば)ギャラリー」として、今(いま)でも崎山地区(さきやまちく)の中心的(ちゅうしんてき)な道空間(みちくうかん)となっています。 歴史散歩の道『ヒジガービラまーい』那覇市教育委員会 平成6年(1994年)3月設置」
03-0311 崎山馬場ギャラリー
04-0802 ヤナギバルイラソウ
05-0802 ヤナギバルイラソウ
06-0802 水路
07-0802 ハス
08-0802 ハス
09-0802 ハス
10-0802 ハス
11-0802 水路のコイ
12-0802 水路のコイ
13-0802 東屋
街路樹の「サガリバナ」は、6月頃から12月頃まで、3回ほど花をつけます。台風で痛めつけられましたが、若い茎が伸び、小さなつぼみがついています。「ゴールデンシャワー」は、黄金色のかわいい花をいっぱいつけています。そばで、「トックリヤシモドキ」が緑色の小さな実をつけ、シークヮーサーも、実をつけていました。身の回りの生き物たちが、季節の変化に応じ、せいいっぱい生きているのを見た思いがします。
14-0802 サガリバナ
15-0802 サガリバナ
16-0802 サガリバナ
17-0802 トックリヤシモドキ
18-0802 トックリヤシモドキ
19-0802 トックリヤシモドキ
20-0802 シークヮーサー
21-0802 シークヮーサー
22-0802 ゴールデンシャワー
23-0802 ゴールデンシャワー