9月13日(土)午後7時から、「汀良町自治ふれあい間」前広場で、雨のため1週間延びた「汀良町十五夜獅子舞」が行われました。琉球王朝時代からの伝統を引き継ぐもので、「汀良町自治会青年部」が中心になり、小学生、中学生を含め、練習を積み重ねた成果が発表されました。「静と動のメリハリ」があり、力強く・勇壮な獅子舞に圧倒されました。
「獅子舞演目解説(会場で配付された資料より引用)
一 大廻り(ウーマーイ)…すべての演舞の基本となる演目である。獅子頭を激しく上下に振りながら大股で地面を踏み鳴らし、魔物を蹴散らすように歩き廻る。また、仁王立ちとなり額で睨みつける演技(ガンチキ)にはいかにも邪悪なものを退散させるような迫力がある。その他、しらみを掻くしぐさ(シランガチ)や左右横転回(シリクチゲーイ)などの技を組み入れている。
二 向突き出し(ムコーチチンジャシ)…左前方へ進み出て眼光鋭く左右にゆっくりと魔物を睨みつけたあと、驚かせるように急に噛み付き咥え、素早く引き戻す仕草を見せる。他の演目に比べ、ゆったりとした動きと素早い動きのいわゆる「静と動」が際立った演目である。
三 足たたき(フィサタタチャー)…前方中央に座し、獅子頭を上下に振り前足で地面を打ち鳴らし左右に廻りながら魔物を威嚇する。その後、次第に暴れ出し一瞬にして立ち上がる。
四 尾喰い(ジュークーイ)…自分の尾を噛むように回転しながら追い掛け回す。いかに綺麗に早く回転することができるかが見所。
五 三角跳び(サンカク)…三角を描くように飛び跳ねたあと左右に続けて横転回する。躍動感とスピード感のある大技であるが、前後の演技者が息を合わせないと危険な演目である。
六 毬喰い(マーイクーイ)…紅白の布製縄の両端に同じく布製の玉を縫いつけたまりを激しく咥えたり放り投げたりする。毬を睨みつけるその表情には魔物を威圧する迫力がある。
『二つの毬を舞台中央から、下手側からそして上手側からくわえての、はげしい動きを見せていく。毬を凝視する獅子の面相は、邪気を祓うにふさわしいにらみであり、何ものにもかなわぬ体といっても過言ではない。』(当間一郎) この演目は、演舞時間が長いうえに細かい演技が要求され、体力と技術を要する。かつては、ワクヤーと呼ばれるあやし手が毬を持って登場し、獅子を誘い出したのであるが、現在ワクヤーはいない。」
プログラムは、解説の「六演目」を、「子ども、青年」がそれぞれ演じ、その間に、「子どもエイサー、琉球舞踊」の演舞、「自治会副会長、自治会長、城西小学校長、首里中学校長、那覇市長」などのあいさつをはさみ、自治会青年会長の挨拶で締めくくるものでした。
01-0913汀良町十五夜獅子舞
02-0913 汀良町十五夜獅子舞
03-0913 汀良公園
04-0913
05-0913 首里汀良町の獅子舞
06-0913 首里汀良町の獅子舞
07-0913 The lion dance of Shuri-Tera-Cho
08-0913汀良町自治ふれあい館
09-0913
10-0913
11-0913 城西小学校長あいさつ
12-0913
13-0913 首里中学校長あいさつ
14-0913 観客
15-0913 観客
16-0913
17-0913
18-0913
19-0913
20-0913
21-0913
22-0913
23-0913
24-0913
25-0913
26-0913
27-0913
28-0913
29-0913
30-0913
31-0913
32-0913
33-0913
34-0913
25-0913 青年会長あいさつ