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内兼久山跡(那覇市久米)、焚字炉、泊塩田之跡碑(那覇市前島)

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 那覇市久米、「日本基督教団那覇中央教会」向かいの角に、「内兼久山跡」の説明板が設置されています。琉球王府時代、松尾山から続く丘陵の一部、「内兼久山」があった所です。説明板により、この地域の移り変わりがわかります。

01-0514 日本基督教団那覇中央教会

参照(那覇中央教会 http://cats.dip.jp/

02-0514 内兼久山跡

03-0514 内兼久山跡

04-0514 内兼久山跡

05-0514 内兼久山跡

「内兼久山(ウチガネクヤマアト) 那覇市久米2-15-18…この地にあった小丘跡。寄上森(ヨリアゲムイ)ともいう。 内兼久山は、松尾山(マーチヤマ、現松山公園一帯)から南西に続く丘陵の一部で、久米村(クニンダ)の風水に係る丘であった。名称の由来は、砂地を表す『カニク』に通じ、『内浜の山』といわれる。 『沖縄志(おきなわし)』(伊地知貞馨、いじちさだか著、1877年刊)では、孔子廟(こうしびょう)の後方から南北に延びる内兼久山が描かれる。山の西側斜面に沿って久茂地(くもじ)川の支流が流れ込み、大正初期までは、小舟が航行していたという。この川の河口辺りは『港小(ンナトグヮー)』という地名が残り、浮島(うきしま)であった『那覇(なは)』に久米村が形成された頃、この地が港であったといわれる。 山の中央付近には内金宮嶽(ウチガネクウタキ)、東側には、アーチ型の石門がある内金宮(ウチガネク)の2つの拝所があった。内金宮は、万歴(ばんれき)年間(1573〜1619年)、日本から渡来した重温(じゅうおん)が、弁財天(べんざいてん)を祀るため、宮を建てたという。1687年に宮殿の改修が行われ、弁財天女神が祀られた。また、1708年には、内金宮建立の由来が記された『寄上森内金宮碑文』が建立された。 1879年(明治12)の沖縄県設置(琉球処分)以降は、山の南側に、那覇キリスト教会や沖縄県の官舎が建てられた。昭和期に入り、西麓に日本勧業銀行のテニスコートが造られたが、1940年(昭和15)、テニスコートを含む約1,020坪の敷地に、沖縄県立沖縄図書館が新築移転した。 現在の内兼久山一帯は、1953年(昭和2)から始まった区画整理事業により、山は削られ、公園ができ、住宅が立ち並んでいる。 設置 2014年3月 那覇市歴史博物館」

06-0514 内兼久山跡

 那覇市前島、「那覇小学校」に隣接した「前島中公園」に、「焚字炉」「泊塩田之跡碑」があり、由来を記しています。

「惜字炉(せきじろ)とは、文字を敬って文字の書かれた不要となった紙を焼くための炉 。惜字亭、焚字炉(沖縄の方言で「フンジルー」)ともいう。別名として惜字塔、惜字楼、焚字庫、字庫、焚紙楼、文風塔、文峰塔、敬敬亭。台湾では多く聖蹟亭といい、客家地区では敬字亭と称す。」

引用(惜字炉 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%9C%E5%AD%97%E7%82%89

07-0517 前島中公園

08-0517 前島中公園

09-0517 前島中公園

10-0517 前島中公園

11-0517 前島中公園

12-0517 泊塩田之跡碑、焚字炉

13-0517 泊塩田之跡碑、焚字炉

14-0517 焚字炉

15-0517 焚字炉

16-0517 焚字炉

17-0517 焚字炉

18-0517 焚字炉

「焚字炉…一八三八年(天保九年)尚育王の時代に冊封使林鴻年の勧めにより焚字炉が設けられた。沖縄の旧俗では文字を書いた紙片を大切にする様に適当な場所に焚字炉を設けて路傍の紙片はこれに入れて積もった時に焼いていた。 第二次大戦前迄前島小公園には東西に通ずる大通りに面して一基置かれていた。 この地域は製塩人口が多かったが先人達が儒学にも深い関心をもっていた精神を汲み次代を担う青少年に誇りと励みを与える趣旨で再建するものである。 平成四年四月吉日 建立者 財団法人泊先覚顕彰会 とまり会」

19-0517 泊塩田之跡碑

20-0517 泊塩田之跡碑、くつろいでいるネコ

21-0517 泊塩田之跡碑

22-0517 泊塩田之跡碑

23-0517 泊塩田之跡碑

「泊塩田之跡碑…三百有余年の沖縄製塩史日本復帰と共に終る 祖先の偉業を偲びこの碑を建立す 昭和四十七年五月十五日 泊製塩業者 真喜志康盛 浦崎唯治 屋良朝章の子孫 真喜志駿 知念正芳 前島青年代表 金城英隆 大城真吉 我那覇宗次 とまり会 会長 真栄田義見 副会長 又吉嘉栄 副会長 長嶺将真」


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