首里城公園入口から右手に「甦る首里城之碑」を見ながら、「守礼門」をくぐります。守礼門は「首里門」「上の綾門(上の方にある美しい門)」とも呼ばれました。門の前では、修学旅行生やツアー客などが、思い思いに撮影しています。最近は、韓国からの旅行客が目立ちます。
今回は、「木挽き門」「下のお庭」「広福門」「瑞泉門」「漏刻門」を通り(逆コースで)「歓会門」に抜けたのですが、以下の写真は、本来の「見学順路」に沿って、並べ替えたものです。
01-1116 甦る首里城之碑
02-1116 守礼門
04-1116 守礼門
「歓会門」から入ると、急な階段が続き、途中に、「龍樋」「冊封七碑」があります。龍の口から湧水が湧き出している「龍樋」は、王宮の飲料水として使われていました。龍樋の周辺には、七つの石碑「冊封七碑」が設置されています。中国から遣わされた「冊封使」たちが、龍樋の水の清らかさを讃え、「中山第一」「雲根石髄」「暘谷霊源」「活潑潑地」「源遠流長」「飛泉漱玉」「霊脈流芬」と記しています。
見学者の一人が、「階段が急で、外から攻めるのは大変だなあ」とつぶやいていました。階段を上ると「瑞泉門」です。「瑞泉」とは「立派な、めでたい泉」という意味で、別名「ひかわ御門」とも言われ、門の両脇には、魔除けの「シーサー」が並んでいます。
参照(正殿への道 施設案内 首里城公園 http://oki-park.jp/shurijo/guide/52)
05-1116 園比屋武御嶽石門
08-1116 首里城跡
10-1116 歓会門
11-1116 シーサー
12-1116 シーサー
14-1116 龍樋・冊封七碑と瑞泉門
15-1116 龍樋
16-1116 中山第一
17-1116 雲根石髄
18-1116 暘谷霊源
19-1116 活潑潑地
20-1116 源遠流長
21-1116 飛泉漱玉
22-1116 霊脈流芬
24-1116 シーサー
25-1116 シーサー
26-1116 漏刻門
「瑞泉門」の先は「漏刻門」です。「漏刻」とは中国語で「水時計」を意味します。「漏刻門」上の櫓に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計ったといわれています。「漏刻門」をくぐると小広場があり、「日影台」と呼ばれる日時計が置かれ、側には「万国津梁の鐘」のレプリカを収めた「供屋」がありました。
28-1116 供屋
30-1116 日影台
32-1116 城郭
33-1116 右掖門
35-1116 首里近郊
小広場から、「広福門」を抜けると、「首里森御嶽」「系図座・用物座」がある「下之御庭」です。「首里城無料見学地域」はここまでで、「奉神門」から「正殿」へと入ると、有料になります。
下之御庭(系図座・用物座)では、年間を通して、「1日3回、毎週4日(水・金・土・日)と祝日」、琉球王朝時代、首里城で育まれた琉球舞踊を堪能できる「舞への誘い」(観覧無料)が行われています。
参照(イベント案内 首里城公園 http://oki-park.jp/shurijo/event/)
36-1116 広福門
37-1116 舞いへの誘い
38-1116 舞いへの誘い
39-1116 舞いへの誘い
40-1116 奉神門
「西のアザナ」からの眺望です。
42-1116 西のアザナ
44-1116 那覇港
47-1116 那覇港
50-1116 首里城
53-1116 首里近郊
56-1116 那覇市街
この日(11月16日)は、月の出 0:59、月南中時 7:21、月の入り 13:40、正午月齢(23.2)でした。
59-1116 月