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文様に込められた思い…首里城「京の内跡」出土品展

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 西原町上原の「沖縄県立埋蔵文化財センター」の「企画展示室」で、首里城「京の内跡」出土品展が開催され、国指定重要文化財が公開されています。同企画展は入場無料で、3月23日(日)までです。「沖縄県立埋蔵文化財センター」は、「琉球大学医学部附属病院」の向かいにあります。

 展示物を見ながら、「掘り出された断片を、専門的な知識を基に、ジグソーパズルのように組み合わせ、元の形を復元している様子」を想像しました。ものすごく根気の要る仕事だと思いました。

参照(沖縄県立埋蔵文化財センター/沖縄県教育委員会 http://www.pref.okinawa.jp/edu/maizo/madoguchi/soshiki/maizo/

参照(琉球大学医学部附属病院ホームページ http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/

01-0320 縄県立埋蔵文化財センター

02-0320 企画展示室

03-0320 首里城『京の内跡』出土品展

04-0320 首里城「京の内」とは

「首里城『京の内』とは…首里城内は、政事(まつりごと)を司る正殿一帯と、国王のプライベート空間である御内原、そして聖域としての空間である京の内に大きく分けることができます。京の内は、首里城内の南西側を占める面積約5,000m2の区画を指します。 琉球王国の正史、『中山世鑑(ちゅうざんせいかん)』に記されている琉球の創世神話によると、天上に住む天帝が琉球の創世神アマミクに指示し、国頭は辺戸の安須森(あすもり)から最良の聖地を求めながら南下しつつ、今帰仁カナヒャブ、知念森(ちねんむい)、斎場嶽(せいふぁだけ)、藪薩(やぶさつ)の浦原、玉城アマヅツ、久高コバウ森を巡り、そして首里城の首里森(すいむい)グスク、真玉森(まだまむい)グスクの御嶽を創設するとともに、琉球の島々をつくらせます。この京の内は、アマミクが最後に降り立った場所とされ、琉球最高の聖域として認めた場所なのです。そのため、京の内の『京』は、霊力(セジ・シジ)と同義とされています。歴代の国王は、この最適の地に造った首里城を行政と祭祀の中心としました。 王府の神女・女官関係の文書がまとめられた『女官御双紙(にょかんおそうし)には、首里城内に10箇所の御嶽があるとされています。これらは城内の東西南北、南島、南西、北東、北西のほか、上下に配置されており、ありとあらゆる方向の守りとしたことが考えられています。これらの御嶽において、祭祀を司る多くの神女たちは、その霊力により国王が末永く優れた存在として、長寿が得られるように祈りました。この様子は、『おもろさうし』の中でうたわれています。 このような背景から、首里城の中でも特別な空間であった京の内跡から出土した遺物の数々は、城内で執り行われた祭祀に用いられた可能性を示しているのです。」

05-0320 青花 椀 瓶

07-0320 禄 福

09-0320 青花 瓶

10-0320 青花 椀 瓶

11-0320

12-0320

13-0320

16-0320

17-0320 襷雲火焔雷人文字…

18-0320 龍馬麒麟鳳凰蝙蝠魚…

20-0320

22-0320

24-0320 青花 壷 鉢

28-0320 文様に込められた思い

29-0320 松蓮椿牡丹梅芭蕉竹

30-0320 蓮 水草

33-0320

35-0320 菊

36-0320 青磁 水注

37-0320 牡丹

39-0320 青磁 鉢 唐草

40-0320 青花 花瓶


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